3月に読んだ本です
15.05.14
3月に読んだ本です。
ブログアップが遅れてしまったので少々内容を忘れ気味です…。
「沈黙の町で」 奥田英朗 著
中学2年生の男子が死んだ。
自殺なのか?他殺なのか?事故なのか?
奥田英朗らしい臨場感あふれる文章で引き込まれます。
ちょうど川崎の事件と読んだ時期がラップして、
少々困惑しましたが、とても興味深く読めました。
感想を書こうとすると、どうしてもネタばれになってしまうので、
この程度で。(決して内容を忘れたわけではありません。)
「家族写真」 荻原浩 著
オヤジに関するオムニバス。
荻原浩らしい哀愁を感じます。
車の中で家族がしりとりする話や、
波平さんにあこがれる話やら、
40代50代のオヤジにはどこかしら
共感できる本です。
「グッドバイ」 太宰治 著
未完の「グッドバイ」を含む短編集。
太宰治を語れるほど太宰作品を読んでいる訳ではありませんが、
「グッドバイ」は私の中の太宰象とは異なる感じで面白いです。
ただ、未完なのが残念。
2月に読んだ伊坂幸太郎著の「バイバイブラックバード」
がオマージュして作ったということなので、続きはこちらで…。
他の短編は戦後の日本を太宰的な視点で書いてあります。
読んだ本の表紙を写真撮って忘れないようにしているのに、
3月4月は数冊同時に読んでいたため、どれをいつ読んだか
さっぱりわからなくなってしまいました。
このブログを書いているときでさえ、
あれこれ読み終わったの4月かな?
という具合です。
つまり4月の下書きは途中まで出来ています。
次のブログは結構早く出せるかと思っています。
下書きの保存場所を忘れていなければ…。