団地の高齢化と砂の城
19.06.27
私の育った実家は団地の中にあります。
5階建てのエレベータの無いマンションが立ち並んでいます。
中には9階建て、14階建ての建物もあります。
マンモス程ではないかもしれませんが、アフリカゾウ団地ぐらいです。
その団地も高齢化が進んでいるようです。
たまに遊びに行っても公園で遊ぶ子供たちの姿は見かけません。
まあ、最近は家の中でゲームをやっているのかもしれませんが…
そんな人気のない公園で…。
何だろう…。
地上絵?
火山群?
実はこれ、小学5年生の私の次男と高校1年の甥っ子が
真剣に砂場遊びをした作品です。
砂場で何やら真剣に作っているな~
と思っていたら、ちょっとした芸術作品に。
祝日の昼間に大きい子供たちが砂場を占領しても問題にならないのは、
やはり高齢化のためか?
小学5年生と高校1年生が真剣に砂場遊びをするのもどうかと思うが、
私が育った団地が高齢化していく様子がとても気がかりです。
私たちは建物づくりをするとともに、街を作っていく責任を負っているのだなぁ~
なんて物思いにふける休日。
砂場を元に戻して帰ろうとする二人に、
このままにしておいてもいいんじゃない?
と、スクラップビルドのアンチテーゼとして砂の城を残して置くことにしました。