ロマンは棚上に...
16.05.24
恐竜博(上野国立科学博物館)に行ってきました。
私としては今話題のカラヴァッジョをやっている国立西洋美術館にも
引かれるものがあったのですが…
ガチャポンで実現した出た2大共演
いつの時代も子供は恐竜が好きです。
何を隠そう(何も隠してはいませんが…)
私も恐竜の特別展は子供の頃良く行きました。
私の小5と小2の2人の息子たちも多分にもれず恐竜好きです。
恐竜は毎年30種類も新種が発見されているというから驚きです。
技術の進歩により毎年色々な事が解っていくので、
「しょうがないなぁ~ 恐竜博か~。よく飽きないね~。」と言いつつ
自分のことを棚に上げ一番興奮しているお父さんでした。
もうすぐ終わりです
今年の目玉は肉食恐竜のスピノサウルスとティラノサウルスの共演。
スピノサウルスはティラノサウルスに匹敵する史上最大の肉食恐竜ですが、
近年どうも水中生活に適した体だったのでは?という説がでてきたのです。
後ろ足が小さいとか、骨密度が大きいとか色々な理由からです。
共演と言っても化石を並べているだけと言ってはそれまでなのですが、
この2種の生息時期は3000万年も離れているので、実は感動のご対面です。
ハンカチなくしては語れません。
スピノサウルス ティラノサウルス
そのほかにも羽毛を持つクリンダドロメウスと言う鳥類になれなかった鳥盤類恐竜の剥製や、
パラサウロロフスとカスモサウルスの赤ちゃんの化石がありました。
クリンダドロメウスの羽毛が発見されたことにより、鳥類に進化する為に羽毛が生えたのでは無く、
もともと恐竜には羽毛があったのでは無いか?という説が出てきました。
赤ちゃんの骨は壊れやすく、化石となって全身が残っているものはほとんどありません。
パラサロロフスの赤ちゃんの骨格と大人の骨格を比較して、
コンピューター解析をすることで、大人と子供の声の違いも展示しています。
ついに恐竜の声が聞こえる時代が来ました。(誰も正解は解りませんが…)
クリンダドロメウス
帰りに子供たちに海洋堂のフィギュアのガチャガチャをねだられ、
「仕方ないな~、もういっぱい持っているでしょ」と言いながら、
ガチャガチャすると兄弟で奇跡の2大肉食恐竜の共演が果たせました。
隕石の落下とともに絶滅したといわれる恐竜ですが、
今尚、男のロマン(と言うか男の子の?)は我々の心の中に生き続けています。
そして事務所にある私のコレクションの中にも生き続けるために、
私のパラサロロフスの赤ちゃんが仲間入りすることになりました。
事務所にお立ち寄りの際は、どうぞご覧ください。
私の後ろの棚の上には恐竜博に勝るとも劣らない共演がご覧になれます。
もういっぱいいるのに…。恐竜も父の威厳も棚の上に上げてみました。
左がパラサロロフスの赤ちゃんT-REXに襲われています(笑)